カレン・キングストンは、風水の専門家として知られ、特に「スペース・クリアリング」という考え方でとても有名な人です。
特に、「ガラクタ捨てれば自分が見える」という著書で知られており、この本は20年ほど前に日本で発売され、ベストセラーになりました。
私自身が彼女の事を知ったのもこの本がきっかけです。
今回はカレン・キングストンについてと「ガラクタ捨てれば自分が見える」本の影響と影響についてまとめてみます。
カレン・キングストンって何者?
カレン・キングストンは元々はイギリス出身の方です。
10年間ほどをバリ島で過ごし、豊かな自然と文化に触れながら風水やスペース・クリアリングの研究に没頭されました。
彼女は、建物のエネルギーを浄化してより良い環境を作り出すための独自のテクニックを次々に生み出し、この分野のパイオニアとして広く知られるようになります。
カレンの活動は、風水の理論を伝えるだけでなく、実際に使える片付け方や空間の浄化方法といった具体的なアドバイスにも力を入れています。
さらに、物に対する執着の背後にある心理的な理由にも目を向け、感情面から片付けをサポートすることで、多くの人々を助けているのが彼女の特徴と言えます。
「ガラクタ捨てれば自分が見える」本について
本屋に行くと整理整頓系の書籍は山のようにあります。z
しかし、この本が巷に溢れる単なる「片付けハウツー本」と全然違うのは、この本では表面的な整理整頓を超えて、自分自身と深く向き合い、人生そのものを見つめ直す視点を提供している点だと思います。
カレン本は単なるお片付け本ではない理由
この本は、ただ片付けのテクニックや手順を教えるだけではありません。
モノと自分の関係を見つめ直し、モノをどう手放すかを考えることで、内面的な成長や変化を促すというカレン・キングストン独自の発想とアプローチが読んでいてとても心に刺さります。
モノを片付けることが、人生を再構築するための大きなステップとなる、という発想がこの本の核心だと思います。
そして風水の原理を活用していることも、この本が他のお片付け本と違う点です。
単に「物を減らす」「整理する」といった一般的な片付け方法ではなく、風水に基づいた部屋のレイアウトやモノの配置を通してエネルギーの流れを改善し、住まい全体の調和を図ることを説いています。
この原理を取り入れることによって心身のバランスや運気までも変える可能性を持ち、読み手側にただの整理整頓以上の効果が実感できる気にさせてくれます。
また、具体的な片付けの手順がしっかり解説されているだけでなく、モノに対する執着心や、手放すことが難しいと感じる心理的な障壁にも目を向けています。物理的な片付けだけでなく、感情的なデトックスのプロセスとして捉え、モノを減らすことで心が軽くなり、内面的な変化を受け入れる準備が整うことを実感させてくれるのです。
「ガラクタ捨てれば自分が見える」を読んだ人の感想と効果
読者の方々の感想から、カレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」がどのように受け止められ、どのような効果をもたらしたのかを分析してみましょう。
共感と影響
【片付けの真意の理解】
片付けの技術だけでなく、その背景にある考え方や、自分自身との向き合い方について深く理解できた。
【子育て世代への共感】
特に子育て中の30代、40代の方々から共感を得ており、空間の重要性や、子供への影響について深く考えさせられる。
【執着心からの解放】
長年抱えていた不用品への執着心から解放され、心の負担が軽減されたという体験談。
【時間の価値観の変化】
片付けによって生まれた空間や時間、そして掃除にかける時間の価値に気づき、生活に変化をもたらしてくれた。
【風水との比較】
風水との比較を通して、より客観的に片付けについて考えるきっかけになった。
具体的な効果
【経済的な効果】
トランクルームの利用をやめ、経済的な負担を軽減できた。
【人間関係の変化】
片付けによって、人間関係に変化が現れた。
【心の変化】
片付けを通して、心の状態が変化し、より前向きになった。
【行動の変化】
玄関の表札を変えるなど、小さなことから行動に移し、生活に変化をもたらした
まとめ
この本のおかげで、私は長年使っていなかった服や、思い出の詰まった雑貨たちと一つ一つ向き合うことができました。
結果、部屋は広々とした空間になりました。本に出会ったのはもう15年くらい前にことですが、その間一度もリバウンドしていません。
気持ち心も軽やかになっただけでなく、自分にとって本当に大切なものがクリア見えてきた気がします。
この本は「片付けを通して人生を変える」というとても深いメッセージを持っている本ですので、自分の人生が行き詰まった感覚をお持ちの方は是非一読されてみることをお勧めします。