ネガティブ思考のループから抜け出したい!
そう思った経験はありませんか?
私は最近までずっとこれで悩んでいました。
以前の私は、ネガティブ思考に陥っている自分が嫌で嫌で仕方なく、無理矢理ポジティブになろうと努力していた時がありました。
でもかえって心が疲れてしまったり、自己欺瞞の感覚に陥ってしまったりで、さらに状況が悪化してしまってました。
様々な方法を試行錯誤し、自分なりに効果的だと感じたことを共有したいと思います。
無理にポジティブになろうとしない
ネガティブな感情は、誰しもが経験する自然なものなのです。
それを無理に抑え込もうとするのではなく、「今はこういう気持ちなんだな」と受け入れることが大切です。
ネガティブな感情が湧いたら、「気づけてよかった〜」と思ってみてください。
あなたがネガティブな感情に気付けたということは、それだけ自分の心に正直に向き合えている証拠なのです。
ネガティブな感情を悪いものだと捉えるのではなく、
「今の私はこういう気持ちなんだな」
と受け入れることが大切で、そうすると心が軽くなります。
ネガティブ思考になった時するといい事
これは最近私が試している方法なのですが、ネガティブな感情に名前をつけて、まるで人格があるように扱ってみるのが良いです。
例えば、「不安」という感情に「不安太郎」と名付けて、
「また不安太郎がやってきたな…」
と距離を置いて観察してみたり、
「今日は不安太郎と仲良くできそうだな」
と声をかけてみたりします。要は感情を擬人化するのです。
感情の擬人化の効果①
なぜ感情を擬人化するとネガティブ思考が改善するのでしょうか?
まず、「不安」「怒り」「悲しみ」など自分の嬉しくない感情に具体的な名前をつけることで、感情を客観的に捉えやすくなります。
「きたな〜ネガ野郎!」的なかんじで、少しおかしな名前をつけてみるのもおすすめです。そうすることで、感情を外部の存在として捉えることができるので、自分の感情なのに第三者のように観察できるようになるんです。
そして「不安太郎」がなぜ現れたのか、どのような行動をとっているのかを分析することで、感情の背後にある原因やパターンが見えてくることもあります。
徐々にではありますが、ネガティブな感情に振り回されることなく、冷静に対処できるようになってきます。
感情の擬人化の効果②
もう一つの効果は、自己否定や自己批判を軽減できる事です。
擬人化することで、感情と自分自身との間に距離ができるので、ダイレクトな自己批判の強度を弱めることができます。
「不安太郎」を責めることで、自分自身を責める必要がなくなります。
それどころか、状況をユーモラスに捉えることができれば、緊張を和らげ、自己肯定感を高める効果があります。
まとめ
ここでは「ネガティブな感情を味方につける」という新たな視点をご紹介しました。
感情を擬人化することで、客観的に自分を見つめ直し、自己肯定感を高めることができるかもしれません。
この記事が、少しでもあなたの心の負担を軽くし、より穏やかな日々を送る一助になれば幸いです。